●カクテルの由来
Cocktailとはおんどりの尾となりますが、なぜ飲み物がこのように呼ばれるようになったのかは諸説あります。
鶏の羽根を使って材料を混ぜたことが、誤って飲み物の名前として伝わったという説が多いです。また、カクテルを作った男の名からとったという、人物名に由来する説も存在しています。
●カクテルの種類
カクテルの種類は大きくショートドリンクとロングドリンクに分けられます。
ショートドリンクとは、シェークすることで冷やし、足のついたグラスに注がれるものです。カクテルではこの種類が一番多いです。分量は60mlほどです。
ロングドリンクとは、大型のグラスに作られて、氷を入れていつまでも冷たくしておくものです。分量はグラスによってまちまちです。
●カクテルの考え方
ここからはヤマシタシ的な考えが中心になっていきます。
●カクテルの総量は60ml
1つ目は材料の総量は60mlにすることです。理由としては多くのショートドリンクがこの総量になっていること、単に覚えやすくするためです。ロングドリンクの場合も炭酸水などで割る前にシェークしますが、その時のシェークする総量は60mlになるように調整しています。
●【追記】分量比は2つの場合は2:1、3つの場合は1:1:1
2つ目は材料の比は2つの場合は2:1、3つの場合は1:1:1にすることです。ヤマシタシ的カクテルの最も肝となる部分であり、覚えてほしいところです。基本的にはスピリッツを最も多く入れます。残りはリキュールや生クリームなどの副材料を入れます。しかし、リキュールの他に強めにしたい味がある場合などは、その味を30ml入れるようにします。
例えばルシアンを作る場合ですが、1:1:1の比(総量60ml)を覚えておけば、自動的にジンが20ml、ウォッカが20ml、カカオリキュールが20mlと計算ができます。
●ルシアン
・ジン・・・20ml
・ウォッカ・・・20ml
・カカオリキュール・・・20ml
●【追記】分量比は4つの場合は2:1:1:1
分量比ですが、4つの場合は3:1:1:1にすることです、と言っていましたが、それではベースの30mlの味が強くなりすぎます。そこで分量比は2:1:1:1に変えました。こうすることで、ベースの味を抑えつつ、他の味を強めることができます。2:1:1:1で総量が60mlだと24:12:12:12になるのでメジャーカップでの計量がかなり難しくなります。しかし頑張って計量しましょう。
●【追記】レモンジュースの使い方
カクテルで使うレモンジュースって使い方が難しくないですか。
とにかく味が酸っぱいんですよ。特にショートドリンクのときは、カクテルの味を引っ張ってしまうのでいつもどう使うか悩んでいます。ヤマシタシ的には入れた材料の味をちゃんと全て感じられて、なおかつ調和しているのがベストだと思っています。
レモンのフレッシュな酸っぱさが好きな方もいると思います。ですが、ヤマシタシは甘いものが好きなので少し酸っぱすぎます。それをどう扱っているか紹介しようと思います。
レモンジュースとシュガーシロップを混ぜて使うことです(グレナデンシロップも可) 。例えばレモンジュース15mlの分量だったとします。これをヤマシタシ的にはレモンジュース7.5ml、シュガーシロップ7.5mlになるようにします。こうすればレモンジュースの味を抑えつつ、甘みを足すことができます。またレモンのフレッシュな風味も感じます。
●ペシェグルト
・ヨーグルトリキュール・・・20ml
・ピーチリキュール・・・20ml
・レモンジュース・・・10ml
・グレナデンシロップ・・・10ml
●ヤマシタシのシェーク動画
●ヤマシタシ的こだわり
・カクテルの分量は足して60ml
・分量比は2つの場合は2:1、3つの場合は1:1:1、4つの場合は2:1:1:1
・レモンジュースとシュガーシロップを1:1で混ぜて使う