
シェークする意味
ショートカクテルを作るときにシェイカーを使ってシェイクしますが、シェイクする意味は4つあります。
・材料を混ぜる
・材料を冷やす
・氷により加水する
・空気を混ぜる
シェークの練習にはズームを作るのがおすすめです。ズームはブランデーと蜂蜜と生クリームをシェークするカクテルです。シェークの練習になるのを1つずつ解説していきます。
材料を混ぜる
これが1番大事です。蜂蜜も生クリームも混ざりにくい材料です。特に蜂蜜は糖分なのでシェイカーの底に層を作ります。これによりシェイクしても氷がシェイカーの底に当たらず、シェイクの音が鈍くなります。長くシェイクし、蜂蜜が混ざると底の層がなくなり、氷とシェイカーの底が当たり、高い音が鳴ります。
材料を冷やす
材料の冷え具合はシェイカーの冷たさで分かります。長くシェイクするとその分材料は冷えます。
氷により加水する
氷により加水具合は氷の溶け具合で分かります。ある程度の加水は必要ですが、あまり長くシェイクしすぎると今度は水っぽくなってしまいます。水っぽくならないぐらいのシェイク回数で抑えましょう。この点だけ、長くシェイクすればいいというものでない点なので、気を付けてください。
空気を混ぜる
空気の混ざり具合はカクテルの泡立ち具合で分かります。たくさんシェイクするとその分泡立ち安くなります。グラスに注いだ時に表面に泡の層ができていれば空気は混ざっています
まとめ
ズームを作るときは、シェイカーが冷たくなるぐらいシェイクし、シェイカーと氷の当たる高い音が鳴り、しかし、氷は解けすぎないぐらいのシェイクの回数で抑え、グラスに注いだ時にカクテルの表面に泡の層ができていれば、うまくシェイクできていると言えます。
シェイクしているときの判断基準はシェイカーの冷たさと、シェイクの音のみしかありません。ヤマシタシは分からないですが、もしかしたらプロは氷の解け具合、空気の混ざり具合をシェイクの音により判断しているのかもしれません。そこまでシェイクを上手にしてみたいですね。
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